台湾旅行④~剥皮寮と夜市~

【剥皮寮】ボーピーリャウ
 
5年ほど前に出来た比較的新しい観光地なんだけど、実は来るのは初めて
ここは台北発祥の地で、赤レンガ造りの家屋が並んでいるの
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「剥皮寮」は漢字だけみると、ちょっと怖いイメージだけど、船で杉の木材が運ばれ皮を剥いで加工したところからこの名前がついたんだそうです
115年の歴史を誇る小学校の敷地内に剥皮寮があったから、ほとんど完璧な状態で古い町並みが残されていたの
小学校の老朽化に伴い台北市政府が歴史的な街並みの保存に着手し、観光地として人々の目に触れることなったのよ
 
 
建物の中には、当時の品物なども展示されていたわ
当時の台湾新聞は日本語で書かれていて、異国の地で日本の歴史を感じるという不思議な体験ができた
 
 
壁にはこんな絵が
ウルトラマン二胡を弾いていたり・・・3分しか地球にいられないんだから、演奏の途中で宇宙に帰っちゃうのか!?
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アトムがチャリに乗っていたり・・・飛んだ方が早くねぇ?
なんて突っ込み所満載の落書きです
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そして、ここに人が来るのは・・・実は、私が今回訪れた理由も同じなんだけど、去年日本でも公開された「モンガに散る」という作品は、ここ剥皮寮で撮影されたの
なかなか評価が良かったからアジア映画好きの人は知ってる作品だと思うけど、あのスクリーンで見た町並みが現存しているというだけで私は大興奮
映画の衣装やセットもそのまま展示されていて、また作品が見たくなっちゃったわ
 
映画好きはもちろん、古い建築や歴史が好きという人も楽しめる場所です
龍山寺や夜市のついでにぜひ立ち寄って欲しいな
 
 
 
毎晩、夜市で遅くまで食べ歩きを楽しんだわ
アメヨコの小っちゃい版みたいな感じで、食べ物の屋台から雑貨までいろんな物が並んでるの
まるで、おもちゃ箱みたい
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元々はお参りに来た人に食べ物を売る屋台からスタートしているから、夜市は廟やお寺の近くにあることが多いのよ
場所によって、夜市の規模も雰囲気も違うから飽きないわ
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日本ではなかなか食べられないから、毎晩台湾デザートを食べてたわ
1番お気に入りのお店は、地元紙では紹介されているけど日本のガイドブックにはほとんど紹介されていないお店
以前働いていた台湾茶館の店長が、台湾に住んでいる時に見つけたお店なの
 
 
見た目おいしそうには見えないんだけど、これは「愛玉仙草冰」といって、オーギョーチと仙草のゼリーの下はカキ氷です
これに大好きな芋圓とタピオカをトッピングして貰うのが私の定番
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ちなみにタピオカは「QQ」で通じます
くちゃったした食感を表す時「QQ感」って言葉を使うからなの
 
日本ではタピオカミルクティーって呼ぶけど、台湾ではいろんな呼び方があるのよ
・珍珠[女乃(女へんに乃)]茶と書いてチェンジューナイチャー
 珍珠とは真珠のことで、タピオカを真珠に見立ててつけられた名前
・パールドリンク
・QQドリンク
お店の看板によって、書かれている言葉は様々だけど、みんな同じ飲み物のことです