名古屋④(11/6)~西尾の街~

最終日は、愛知に住んでいた時に行けなかった西尾市を散策したわ
お茶と言えば静岡だけど、愛知ではここ西尾のお茶が有名なの
 
 
 
まずは1番行きたかった「万華鏡博物館」
ギネスにも登録されている世界最大の万華鏡「スフィア」があるのよ
まるで万華鏡の中に入り込んだような世界が広がっていて、クルクルと移り変わっていく模様の美しさに吸い込まれそうで、あっというまの6分間でした
↓※撮影禁止だったのでHPから写真を拝借
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4枚のパネルが回転する万華鏡や、ステンドグラス、3Dアートのように柄や彫りの異なるガラスを何層も重ねることで絵を立体的に見せる手法で作られたオブジェなど、
他では見れない物がたくさんあったわ
 
 
特に気に入ったのが、この2つ
上:トンボ玉の万華鏡を覗いた模様
  ビースやガラスの万華鏡もいいけど、トンボ球の可愛い柄が和模様を作り出しています
下:ただのガラス貼りの四角い箱を覗き込むと、上下・前後・左右それぞれの面が反射しあってどこまでも続くように見える
  同じ手法の人が入れる部屋もあったんだけど、そこも撮影禁止だったの
  四季の移り変わりを表現していて、まるで自分が空中に浮いているような不思議な感じだったわ
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この博物館には、なぜかモデルガンのコレクションも展示されていたの
ターミネーターや、戦争映画に使われたモデルガンが説明と映画の使われていたシーンの写真と一緒に展示されていたから、映画好きの私としてはとても興味深かったよ
映画だけでなく、アニメの中で使われていたモデルガンもあって、ルパン3世や次元愛用のモデルガンも紹介されていたわ
また、スターリングラードのような、遠い場所から狙うシュミレーションも出来て、実際にどこまで大きく見える物なのかを体験することもできて面白かった
ここに展示されていたような本物と見分けがつかない特殊な仕上げをしてあるものを「カスタムガン」って言うんだって
 
 
 
そして、「西尾城」の一部を復元してある歴史公園へ
公園なので、無料で開放しているのよ
櫓や、京都から移築した旧近衛邸、京風庭園の「尚古荘」などを見ることができるの
 
旧近衛邸は、島津家によって江戸後期に建てられたもので、書院と茶室がある建物
篤姫ゆかりの建物は、公家の茶の湯にふさわしい落ち着ける空間でした
そんな場所で、茶の湯文化を感じながらいただくお抹茶は感慨深いものがあります
「名古屋からわざわざ来ていただいてありがとうございます」と、クーポン券など持っていなかったのに、100円ずつ割り引いてお抹茶と和菓子をふるまってくれました
この和菓子は、西尾の和菓子屋さんが週変わりで提供してくれているんですって
西尾の抹茶は、京の抹茶よりもマイルドな味わいでしたよ
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休みの日にもかかわらず人がいなくて「パンフレットにも紹介されている特等席で是非一服なさって下さい」と、お城が見える場所を案内してくれました
手入れされた庭やお城を眺めながら、暫く「静」の時間を楽しみました
お抹茶と和菓子をいただいた後「どうぞ作法などございませんので、足をくずしておくつろぎ下さい」と西尾の緑茶もふるまって下さいました
「是非、お庭にも出てみてください」と、お庭も自由に散策させてくれました
上:お抹茶をいただきながら眺めた景色
下:お庭から見る旧近衛邸
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旧近衛邸から数分歩いた所に、尚古荘があります
西尾市の豪商が造営した建物で、狭いながらも空間を上手く利用してお茶室や東屋などもありました
この門をくぐると・・・・
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こんな空間が広がっています
左手の橋を渡ると、お茶室があります
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旧近衛邸・尚古荘ともに、お茶室・書院それぞれ有料で貸切ることも可能なんだそうです
 
6万石というけして華やかな城下町とは言えない場所だけど、歴史を感じながらゆっくりと過ごしたい人にはオススメの場所
今回は時間が無かったので、これだけしか見れなかったけど、西尾の街は他にも見所たくさんで、味噌パークやバラ園もあり、西尾の抹茶スイーツやお膳なども食して
みたいので、ここもまた訪れなければならない場所の1つになりました