台湾の旅②~台北北部~

あまり有名な観光地ではないけれど、国内唯一の庭園遺跡「板橋林家花園」へ行ってみました
清朝末期時代の建物で保存されているものは少ないので、第2級の国家遺産にも指定されています
当時の庭園や邸宅など、建築や景色を楽しめ、当時の優雅な雰囲気を感じることもできました
照明に施された細工や螺鈿細工、彫刻細工など、他ではなかなか見れない物が所狭しと並んでいました
 
 
翡翠色の美しい池
池には鯉や亀もいました
ここは、林家の兄弟が本を読んだり、詩を吟ずる場所だったらしいです
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とても広くて、どう見て回ったら良いのか途中で迷うほどでしたが、全体を見渡せる場所はどこにもありません
いろいろな方をお招きする為、わざと橋や建物などで仕切るような造りになっています
 
 
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写真のように、石を細工して山々のように見立てた壁も見れます
苔むしている様が年月の長さを物語っていると同時に、人工物である山並みが美しく見えます
いろいろな場所が2階に上がれる造りになってはいますが、老朽化により上がることはできません
でも、犬がお散歩していました
 

また、橋の下には洞窟のようなトンネルがあり、そこを通って隣の池に出られるような造りにもなっていて、設計の素晴らしさにも驚かされました
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映画の中に迷い込んだような気分になれるステキな場所ですが無料で見学できます
これだけの素晴らしい建築、景観、庭園、さまざまな細工は見る価値あります
 
 

歩き疲れた後は、ティータイム
ここは食事も取れますがお腹はすいていなかったので、凍頂烏龍茶功夫茶でお願いしました
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日本には無い茶芸館の造りになっていて、個室の部屋が池を囲むようにいくつも並んでいます
鯉だけでなく鴨も住んでいましたよ
産まれたばかりの毛がフサフサの鴨は、まだ泳ぎが下手で鯉に追い立てられて逃げるように泳いでいました
ちょうどお魚屋さんのような格好をして池に入ってお掃除をしている人がいましたが、深さは腰ぐらいまでありました
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台湾に行くと、日本では食べられないのでタロ芋系の物をつい食べてしまいます
こちらは「山藥球」という、たろ芋を丸く搾り出して揚げた物で、甘すぎないほどよい甘さがクセになります
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