秘境の温泉

新潟の燕温泉に行ってきたわ
何年か前に立ち寄り湯しに行こうとチャレンジしたけど、燕温泉の手前にある関温泉の更に手前にある坂が登れなくて断念
あの時と違って、今の車は四駆だからリベンジ
 
除雪されているとはいえ、この雪の壁の中をずっと走っていると、真っ白い世界が遠近感を無くします
でも、真っ白い世界って世の中の汚い物をきれいにしてくれたようで好きなんです
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運転に慣れていない方は危ないのでオススメしませんが、今回お世話になった宿は標高1180mにある「花文」さん
屋根の上に、半端なく雪が積もってます(笑)
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道路には温泉が流れっぱなしになっているので雪が溶けていてビチョビチョだけど、それ以外は雪が積もったままだから面白い写真が撮れたわ
左側の車の上だけ、雪がた~んまり
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曇れた雪から発掘されたかのような車
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女将さん曰く、こちらでは1m降り積もったなんて普通なんですって
 
 
 
ここは8軒の宿があるだけの小さな温泉地で、特に雪が降り積もるこの時期はどこへも行けません
お正月は毎年帰省して挨拶回りやらで忙しい私達は、遅めの寝正月します
今回は温泉だけを楽しんで、お酒飲みながらゴロゴロウダウダ過ごす旅
 

私達は源泉かけ流しの温泉にしか行かないのですが、中でも私が好きなのが硫黄泉
こちらの宿を選んだのも、そんな理由からです
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湯舟に足を踏み入れると・・・湯の花が一斉に舞う様は待ってましたと歓迎してくれているかのようでした
たまに、雷のような音を立てながら雪が崩れ落ちていく音以外は静まり返っていて、聞こえてくるのは温泉が湧き出る音だけ
試飲用のコップも置かれていて、飲んでみると甘めの卵の味
お部屋にあった温泉饅頭の皮が他の所よりも卵が強めに感じたのも納得でした。
温泉に浸かっている時はつるつるとしたお湯で、温泉から出て暫くするとしっとりというよりは、サラサラとした感じです。
ぬるめの温泉なので、じっくりと長く浸かっていられるのが嬉しかった
硫黄の匂いに包まれながら温泉に浸かっていると心や頭の中も揉みほぐされているようで、五感で楽しめる温泉です
泉色は、弱白濁との事でしたが、思った以上に白っぽくて自分の足先が見えないほどでした。
 
 

夕食の場所へ行ってみると、なんと私達だけ
人が多くてガヤガヤしすぎているのも嫌だけど、これはいくらなんでも寂しすぎますね
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お刺身・焼き物・揚げ物・鍋など一通り出ましたが、1番美味しかったのはコレ
左側が鴨肉、右側が牛肉です。
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今回の目的はグウタラ過ごすことなので
・24時間滞在(14時間チェックイン・14時チェックアウト)
・チェックイン時には既に布団が敷いてあり、布団のあげさげをしに来ない
・部屋にこたつがある
というプランにしたの
 
温泉はお掃除をする9時~11時までは入れないけれど、このプランのおかげで1番風呂いただきました
何回も温泉に浸かったけど1人しか一緒にならず、ほぼ貸切状態の贅沢な温泉旅でした