銀座で和のアフタヌーンティー

銀座にあるHIGASHIYAさんにお邪魔してきたわ
前からここの和のアフタヌーンティーが気になっていたんだけど、15時からの提供だからなかなか時間のタイミングが合わず、やっと訪ねることができたの
 
 
 
店内はこんな雰囲気で、とても落ち着いた空間
平日の15時すぎだったから、お客様は1組しかいなかったわ
イメージ 1
 
 
 
天井は、小樽のガラス館を思わせるガラスの照明
明るすぎず、非常に居心地が良かった
イメージ 2
 
 

暑かったからカキ氷の誘惑に負けそうになったけど・・・アフタヌーンティーを注文
こんな感じで運ばれてきたよ
2段のスタンドで、和のテイストに合う木のトレー
イメージ 3
 
 

取り皿にお箸、お懐紙と黒文字もセットしてくださるのは、さすが和菓子屋さん
最近は和菓子屋さんのカフェでもお懐紙がある所は非常に少ないのよね
イメージ 4
実は私、懐紙好きなので、可愛い柄やワンポイントが入っている物を見つけるとつい買ってしまうの
お菓子をいただく時だけでなく、私はメモ用紙やちょっとした便箋としてもよく利用するの
授業中に手紙を回した時みたいに、いろんな折り方をしても可愛いのよね
 
お客様が来た時には、天ぷらの敷き紙やコースターとして使ったり、帰る前にちょっとお菓子を包んで差し上げたり、脂取り紙代わりにも使える
心付けなどお金を渡すときにもむき出しのままよりちょっと袋状に折ればポチ袋にもなるという優れもの
 
四季を感じさせる柄などもあって、お花見の時はいつも桜の柄のお懐紙で箸袋を作って、手羽先や骨付きチキンを食べるときにも使ってるわ
ティッシュだとくっついちゃったり破れちゃったりするけど、懐紙ならそんな心配もなくてかなり女子力アピールできる
こんなに便利なのに、使ってる人ほとんど見かけないのよね
 
 
 
飲み物は、普通煎茶・深蒸煎茶・釜炒り茶・煎り番茶・紅茶などから選べたわ
私は「釜炒り茶」にしたの
スタッフの方が店内にあるこの釜から柄杓でお茶のお湯を入れて、テーブルにて入れてくれます
イメージ 5
 
 
 
最後の最後の1滴まで時間をかけてしっかりと注ぎきって下さり、ちゃんと空気が通るようにフタをずらす所もさすが
さし湯は3回までで、飲み進めていくとほどよいタイミングを見計らって、2煎目・3煎目を注ぎにきて下さいました
イメージ 6
お茶にこだわっていた亡くなった祖父が、時間をかけて美味しいお茶を入れる様子を見て育ったから、蘇った昔の記憶と共にいただきました
私はいまだに、あの祖父が入れてくれたように美味しく入れることができないわ
お茶はホントに奥深い
 
 

アフタヌーンティーの1段目は
鯛おにぎり
ロッコいんげんのゴマ和え
漬物
どれもとても上品な味
私は、塩気の強いものが好きではないから漬物は滅多にいただかないんだけど、ここのは素材の味がしっかり残っていて美味しかった
イメージ 7
 
 
 
2段目は
季節限定お菓子 ずんだもち
  ずんだもちというより、おはぎのずんだ版という感じ
  ご飯のツブツブ感も感じられたわ
羊羹
  抹茶と小豆が一切れずつ
一口菓子
  さつまいも金時の中にゴマをまぶしたバターが入ってるの
  さつまいもの甘さとバターがクセになって、もう一つ食べたかった
ココアのカステラ
  意外と濃厚な味だったわ
豆かん
イメージ 8
ホテルでいただく英国式アフタヌーンティーのようなボリュームはないけれど、このお店はリピ決定
ここのアフタヌーンティーなら祖母でも食べられそうだし、連れてきてあげたいな
 
 
 
最後に、ほうじ茶を出して下さいました
香ばしさで口の中で広がり、さっぱりとしてお店を後にしたわ
イメージ 9
 

アフタヌーンティーは1980円
あのお茶を扱う丁寧さ、お店の雰囲気、銀座にいながらにしてこのゆっくりと流れる時間を味わえることを考えると、私はお得だと思うわ