白骨温泉 つるや旅館

案内されたお部屋に入って目に飛び込んできたのは
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窓枠が額縁のよう、なんて美しいんでしょう
バックミュージックは川のせせらぎ
暫くの間見とれてしまいました
 
 
 
下を見下ろすと、バックミュージックの川が流れています
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平日は宿泊客が少ないからなのか、この時期部屋からの景色が良い場所にしてくれたのか、8畳の部屋で予約を入れたのにご用意いただいたのは10畳のお部屋でした

ご用意いただいたお菓子とお茶をいただいて一息ついたら、1番の目的の温泉
泉質は含硫黄(カルシウム・マグネシウム・ナトリウム)炭酸水素塩温泉で、もちろん源泉かけ流し
男女共に内湯・露天が1箇所ずつ
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ちょっと深めだから一部だけ階段のようになっているんだけど、ほんのうっすらとしか見えません
一応、白いパネルに「踏み板有り」と表示されてたわ
白骨温泉は16の源泉がって、それぞれに特徴があるんだそうです
その特徴を解りやすくするために別名を使っているんだってさ
この宿は、上品な湯ざわりが特徴だから絹の湯
 
 
 
つるや旅館は、前に入浴剤事件でニュースになった宿なのです
「五彩渓流の湯」という所にだけ、色をつける為に入浴剤を使用していたとのことですが、その五彩渓流の湯は案内もなければ表示板も無く、温泉の一覧にも表示されていなかったわ
あのニュースの後、無くしたのかしら
 
 
 
温泉の手前には、標高1800mから湧き出ている岩清水と、飲泉できる場所があるの
脱衣所は広めでキレイにされてたよ
旅館の方がチェックインの際「今は温泉がすいていますから、一息ついたら是非お入り下さい」とおっしゃっていましたが、ホントに誰もいなくて貸切状態だったわ
内湯の所にはサウナも併設されていたんだけど、中部電力から節電協力の要請があったとのことで使用できませんでした
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明るい時間から、温泉に使って、紅葉眺めながらの自販機で買ったビールを飲んで、ちょっとうたた寝・・・なんて贅沢な時間の使い方でしょう
温泉に浸かると不思議なくらいお腹がすいちゃう
 
2つ目のお楽しみ夕食♪
テーブルにセットされていたのはこんな感じ
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飲み放題を付けたから、食前酒(こけもも)をいただいている間に、ビールが運ばれてきたわ
なんと信州の地ビールの生をいただけるのです
飲みやすくて、ついグビグビいっちゃった
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他ににソフトドリンクなどもいただけて、最後の方に安曇野アルプス天然水で作った烏龍茶をお願いしたけど、うーん、いたって普通の烏龍茶だった
 
 
 
料理のメニューは
・先付
 エビの素明けや蒸かし里芋、クコの実など
・お造り
 とても新鮮
・もずくの酢の物
 酢は薄めだから苦手な人でも大丈夫
・信州牛
 と~っても柔らかかったぁ
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・煮物
 薄味で美味しかったわ
・岩魚の塩焼き
 肉厚で食べ応え有り
 付け合せは、しばきくらげ
・練り物
 お豆腐かと思ったら、かまぼこでした
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・天ぷら&岩塩
 カボチャ・しし唐・すりおろし蓮根・まこも
・ご飯
 おひつを開けると入っていたのは、混ぜご飯だった
 美味しくて食べ過ぎてしまったわ
・お吸い物
・漬物
・デザート
 蕎麦の実のアイスクリームで、観光ショップで食べるよりずっと濃厚だった
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つるやのこだわりとして
・お米は地場産米「安曇野こしひかり」
・塩は日本で最も古い歴史のある塩の1つ、駿河湾の「あら塩」
 岩魚の塩焼きもこのお塩を使っているんだって
・お水は天然岩清水
 山人でもあった2代目当主が宿まで引き、館内に水道水は一切無いんだそうです
 夏はこの冷水を部屋に循環させて冷房としても利用しているんだって
 地球に優しい宿だわね
 
 

朝食も、豪華だったわ
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・温泉粥
 牛蒡、人参、葱などを細かく刻んで醤油で味付けしてある「きざみ」が添えられてる
・まごめの一夜干し
 フライパンで軽く炙っていただいたわ
・プレート
 生野菜・ポテトサラダ・卵焼き・煮物・杏などが品良く並べられてます
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山・川・里の食材をふんだんに使ったお料理、大満足でした
お食事の際、食しても解らない食べ物があり聞いてみたら、とても丁寧に教えて下さったの
若い方でしたのに、作り方まで説明してくれた物もあって、ちゃんとどんな物を出しているのか理解した上で持って来てくださっているんだと関心しました
雰囲気の良い宿でも、解らないとか聞いてきますなんて返答されることが結構あるんだけど、こちらの宿は従業員の教育をきちんとされているだと感じたわ