冬の新宿御苑と温室

新しくなった温室にまだ行ったことが無かったから、新宿御苑に行ってきたわ

 

 

 

園内に入ると、まずロウバイがお出迎え
蝋細工のように見えるロウバイ
これは、黄色一色だからソシンロウバイ
ジャスミンのような強い香りがしたわ

もう梅が咲きはじめていたわよ

 

 

 

いろいろな季節ここに来たことがあるけど、冬は冬の良さがあるわね
特に庭園は、冬の方が厳粛な雰囲気

 

 

 

ランチは、園内にあるレストラン「エコハウス　ゆりのき」にて
エコクッキングをモットーにしたレストランなんだってさ
エコクッキングとは、
・旬の食材わを使う
・地産地消の実行
・正しい火加減や同時調理による省エネ
・野菜を丸ごと皮ごと使いきる
などなど、環境のことを考えた料理法

 

注文したのは、エコドライカレーセット
ハーブサラダとみかんラッシーがついてるの

お米は、とぎ汁で水を汚さない無洗米
ドライカレーは、レンコンやしいたけなどが使われているの(夏は夏の旬の野菜に変わる)
新宿御苑ゆかりのハーブサラダで、エンダイブやタイムなどが使われていたわ
ご飯には、ベルローズと菊花が乗っている
ラッシーは、国産みかん100%ジュースとヨーグルトで作られていたわ

昼間から白ワインと、おつまみにスパイシーポテトも注文しちゃった

 

 

 

新宿御苑は、元々は徳川家康の家臣・内藤清成の屋敷だった場所
のちに試験場を造り、ヨーロッパの最新農業を導入し、栽培や加工方法の研究の行ったんだそうです

トマト・アスパラ・オリーブ・マッシュルーム・イチゴ・メロン・カーネーション・洋ランなど、日本で初めて栽培されたのが新宿御苑なんですって

 

 

 

どの季節に来ても、1番のお気に入りプラタナス並木

この日もベンチに座って本を読む人、散歩の合間に休憩する人などいらしたわ

 

 

 

風が吹いていなかったから、木々が水面に映ってキレイ

あっちこっちでカモやハジロが優雅に泳いでいたわ

 

 

 

いよいよ、楽しみにしていた大温室

カーブを描くガラス張りの建物は、外からも中の植物が見えてワクワク度が増すわね
ここの大温室は約2700種を栽培していて、種子保存拠点園でもあり、絶滅のおそれのある植物の保護増殖にも力を入れているんだそうよ

 
大温室は、9つのコーナーに別れているの
1.人と熱帯の植物
　バナナなど人の身近にある花木や果実のなる植物
　これは、オオベニゴウカンとパパイヤ

 

2.沖縄コーナー
　オオニシワタリやデイゴ、マングローブを構成する樹木など

 

3.熱帯池沼の植物
　オオオニバスなどの水生植物

 

4.熱帯低地の植物
　ジャングルやサバンナに自生する植物

 

5.小笠原コーナー
　小笠原固有種など

 

6.乾燥地の植物
　サボテンや多肉植物など

 

7.熱帯山地の植物
　アラビアコーヒーなど、熱帯の標高が高く気温が低い山地の植物

 

8.特別室1
　ワシントン条約で取引が規制されている植物の展示

 

9.特別室2
　沖縄や小笠原の絶滅器具植物の展示

 

温室はとってもあたたかくて、冬の時期に来るには良い場所ね

 

 

 

年に2回咲く桜「十月桜」もまだ咲いていたわ

花があまりないこの季節に福寿草の輝くような黄色は、とても映えます
でも、毒性が強いんですって

 

 

 

水仙も遠くにいても香りが漂ってきていたわ
今年は1か月以上も、遅く見ごろを迎えたんだそうよ
真っ白な「ペーパーホワイト」

真ん中が黄色の「日本水仙」

冬のお花をたくさん愛でることが出来たわ