イタリア旅行 ローマ1

宿泊したのはHotel Alexandra
まだガイドブックにもあまり載っていないから、東洋人の宿泊者は私達だけだったわ
なかなか広めの部屋で、収納スペースもバッチリ
小さいテラスも付いていたけど、回りの住宅のベランダしか見えません
主婦としては、イタリアはこうやって洗濯物を干すんだ~と新しい発見もあり楽しかったけどね
雨が降ったらビニールをかけるだけでそのまま外に干していたり、日本と違う生活事情が面白かった
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部屋があまりたくさん無いホテルだから、朝食もゆーったりとした雰囲気の中でいただけました
 
 
 
まずは行動する前に、ホテルの近くでローマパスを購入
1人34ユーロと高めだったけど、3日間メトロやトラムが無料&2箇所の入場が無料かつ並ばずに入れるの
行列が付く場所や、入場料が高い2箇所を選ぶとお得
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メトロは明るくてキレイだから、安心して利用できたわ
 
 
 
ローマパスを買ったのは、行列になるコロッセオに並ばすに入れるというのも理由の1つだったの
駅の2階からだとコロッセオの全体像がよく見えます
回りは既にかなりの行列
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4層からなるコロッセオは、それぞれ建築様式が違うのが面白い
上から
・アーチの無いコリント式(レンガを積み上げて柱に見立てた建築様式)
・コリント式(柱頭にアカンサスの葉をモチーフにした彫刻を施した柱が特徴。パンテオン正面の柱と同じ様式) 
イオニア式(柱頭に渦巻き模様の彫刻が付いたデザインが特徴)
ドーリア式(装飾はほとんどなく、上に向かって徐々に細くなるのが特徴)
 
 
 
1階は貴族やVIP、2階は一般席、3階は立見席だったんだってさ
性別や既婚者かどうかなど細かく分けられていたんだって
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アーレナの床が一部再現されています
地下の檻の様子も間近でみれたよ
 
 
 
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ローマで最も大きい凱旋門
衰退していく中での作られたため、資材不足から浮き彫りは他の建物から持ってこられた物なんだって
 
 
 
国立古典絵画館は、中は撮影禁止なので外観だけ
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・カヴァッジョの「ホロフェルネスの首を切るユーディット」
ラファエロの恋人と言われる「フォルナリーナ」
・フィリッポ・リッピの「受胎告知」
・2Fサロンの天井画
などなど、気になる作品や有名な作品がたくさんあるんだけど、実は私がここに訪れた1番の目的はグイド・レーニの「ベアトリーチェ・チェンチ」という少女の肖像画を見るためなの
 
 
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彼女は貴族の娘で父親殺しの罪で処刑されるのだけど、頭にターバンを巻いているのは斬首に際して髪の毛で斧の刃が滑るのを防ぐため
本当に処刑直前に書かれた肖像画なんだわね

あのフェルメールの「青いターバンの少女」のモデルと言われている人だから、ぜひ自分の目で見てみたかったのよ
似ているような似ていないような、なんとも微妙
 
 
 
20時半を過ぎてもまだ暗くならないから、ついつい遅くまで外で過ごしてしまうわ
旅行1日目の夕食は、とても喉が渇いていたからビール
イタリアというとワインだけど、地元のビールも気になるのよね
青いリボンという意味の「NASTRO AZZURRO
意外と薄めで女性向きかな
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パンだけでなくグリッシーニも付くのは珍しいかも
サラダをお願いしたから、ボトルごとバルサミコ酢とオリーブオイルが運ばれてきたわ
心置きなくドバドバ使えます
 
 

パスタは「ブカティーニアマトリチャーナ(Bucatini all'Amatriciana)」
ブカティーには穴のあいたパスタのこと
アマトリチャーナは、アマトリーチェの羊飼いが考えたといわれる料理で濃厚なトマトソースで絡めたローマ名物
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ピザは「マルゲリータ(Pizza Margherita)」
チーズの質が日本と違うのが一口目から解ったわ
ローマ風ピザは皮が薄めだから、ペロリと食べられる
 
 
 
ドルチェは「ティラミス クラシコ(Tiramisu Classico)」
ティラミスの原型といわれているの
大人味で甘すぎずとても美味しかった
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〆はもちろん、エスプレッソよ