イタリア旅行 ローマ5

ヴァチカン市国は面積は狭いのに、見どころたくさん
独立国家のヴァチカンは、世界最小の国家で国の面積が0.44km、人口約790人の大半が聖職者たち
国語の1/3はイタリア庭園とバラ園なんですって
 
 
 
「ヴァチカン博物館」 Musei Vaticani
こっちはグループの人達のエントランスらしんだけど、私達は入ったエントランスにも団体がいたりとよく解らないシステム
場所が場所なだけに、露出の多すぎる服装(夜の街で立っているお姉さんのような)の人は入場を断られていたよ
私達は予約をしておいたから、時間になったら並ばずにすんなり入れたわ
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巨大なプロンズの松ぼっくりがあるピーニャの庭
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彫刻がたくさんあるピオ・クレメンティーノ美術館
タペストリーギャラリーは、ブリュッセルの工房でつくられたとても大きいタペストリーがずらーっと並んでいたわ
主題は「
キリストの一生」
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地図のギャラリーでは16世紀のイタリア各地の地図がずらりと並んでいて、地図の細かさや色の鮮やかさも素晴らしかったんだけど、天井もまたとっても素晴らしい
横を見たり上を見たり、床以外が見る所盛りだくさんでした
 
4室からなるラファエロの間は、結構混み合っていたわ
ラファエロと弟子たちによって描かれたフレスコ画がたくさーん
いろいろある中、結構見入ってしまったのが「聖体の議論」
 
 
 
サン・ピエトロ大聖堂」 Basilica di San Pietro
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約120年の歳月を費やして完成した、世界中の信者が参拝に訪れるカトリックの総本山
キリスト教会としては世界最大級のバロック様式の建造物
 
 
 
中に1歩入って、天井から差し込む光芒に立ち止まってしまった
なんて美しいんでしょう
感動して言葉も出ませんでした
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入口から祭壇までは186m
この聖なる光を浴びたくて、祭壇に近づいてみます
 
 
 
近づけるのはここまで
この奥でミサが始まるとの事で、ここから先は限られた人しか入れません
目の前にあるのは「バリダッキーノ」Baldacchino
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ベルニーニが作ったブロンズ製の大天蓋
 
 
 
全てが美しく、見とれてしまいます
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折角なのでクーポラへ
受付で階段かエレベーターかを選択してお金を払います
階段だと5ユーロ、エレベーターなら7ユーロ
もちろんエレベーターを選択(笑)
でも、エレベーターで行けるのはここまで
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クーポラの中は、下からでは見えなかったモザイク壁画で360度囲まれています
クーポラに近い絵や文字もここまで来るとよく見えるし、天窓の細工もこんなに細かいとは下からでは解らなかったわ
 
 
 
そして、始まったミサの様子も上からなら拝見できました
更に上を目指して自分の足で行くしかないんだけど、クーポラのカーブに沿って中の階段も斜めに歪んでいるからちょっと平行間隔がおかしくなります
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やっと頂上
遠くまで見渡せて、天気が良くなって本当に良かったと思ったわ
 
 
 
サン・ピエトロ広場とヴァチカンの街も上から見るとこんな感じ
クーポラの影もいい雰囲気を出してるわ
見晴らしも良くて、ほどよい風も吹いていて、気持ちの良い空間でした
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「サンピエトロ広場」 Pizza San Pietro
ベリニーニーが作った240mの楕円形の広場で、284本の柱で囲まれています
オベリスクはエジプトから運ばれてきたものなんだって
 
 
 
システィーナ礼拝堂
ヴァチカン市国の重要な行事で使用される神聖な場所で撮影禁止です
コンクラーベが行われるのもここ
なので、ちょっとざわついてきただけて「シィー!」と言われ、サイレントプリーズと注意されます
祭壇のある階段に座り込むのもダメで注意されます
撮影禁止なのに撮影する人もいて、かなり強く注意をされます
 
ミケランジェロの「最後の審判」は、隅々まで見るととても時間がかかるけど、時間を忘れて見入ってしまうの
ミケランジェロが5年の歳月を費やしたこのフレスコ画は、13m×14.5mという大きさを450分割し1日1区画と決めて作成に取り掛かったんだそうです
60才になってからこれだけの物を描ける精神力も素晴らしい
 
 
 
ヴァチカン市国を守るスイス人衛兵
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ローマ教皇の衛兵隊で、ローマ教皇の命令なら何でも聞くのだそうです
兵役を経験した19-30歳の独身男性で、身長174センチ以上のスイス人が採用され、衛兵は約100名いらっしゃるんだとか
制服はミケランジェロのデザイン
今の時代でも斬新だと感じるこの色合いやデザインを当時作ったことがさすが発明家です
よく見ると、布が帯状になっていて可愛い