停電に備えて

以前、私が勤めていた会社はビル管理会社だったんだけど、社員1人1人が災害時にテ ナントさんの安全を守るようにと、定期的に訓練や勉強会が義務付けられていました
台車を使って近くの川に水を汲みに行くなど本格的な防災訓練は半年に1度
防災センターでの人命救助訓練が半年に1度
被災時の勉強会が3ヶ月に1度

それを知っている関東の友達から、輪番停電の絡みで「どうしたらいいの?」「何を 用意すればいいの?」という質問メールが結構来ているので、私の解る範囲でお知ら せします


■懐中電灯
 電池があるかどうか?使えるかどうか?を確認すること
 蝋燭でもいいけど、特に小さいお子様がいるお宅は取り扱いに注意!


■携帯の充電
 通信手段となるだけでなく、真っ暗な中ではライト変わりにもなるのでフル充電し ておくこと

 フル充電とは!
 充電が終わっても、1回目は80~90%しかできていません
 もう1度コンセントを外して差込み直すと、ランプがついて更に充電がはじまりま す


■バスタブにお水をためる
 これは、トイレのためです
 マンションによっては、電気系統がダウンするとトイレの洗浄にも支障をきたす場 合があります
 トイレの洗浄にはバケツ1杯分程度の水が必要
 それを勢い良く便器に流しいれることによって洗浄されます
 大の方ですと、更にお水が必要になる


■冷蔵庫
 停電中、開け閉めをせず温かい空気が冷蔵庫や冷凍庫の中に入らないようにすれば 、真夏ではないので3時間程度の停電には耐えられます
 ケーキなどを買った時についてくる保冷剤を冷凍庫に保管している方も多いと思い ますが、保冷剤や氷をビニールに入れて冷蔵庫に移すなどすれば大丈夫です


■お湯をわかしておく
 温かい物を口にできるのとできないのとでは精神的に違います
 寒い時期はなおさら!
 湯たんぽにして暖を取ることもできます


■ラジオ
 情報が全く入らないのは不安が増すだけです


■飲食類
 ご飯を炊いておく
 おにぎりにしておけば、冷めても美味しく食べられます
 急な停電の時も、復旧したらすぐに炊いておきましょう

 カップラーメンはお水でも食べられます
 ただし40分ほどかかり温かくもないけど、普通に美味しく食べられます

 食事よりまず困るのは、実は飲み物です
 普段から飲み物は、多めに保管するようにしておきましょう

 カセットコンロを用意している方も多いと思いますが、ガスボンベの扱いは注意し ましょう
 ガスボンベ1本で一軒屋が全焼してしまう程の威力があるという事を忘れずに!


■家を離れるときは、必ずブレーカーを落とす
 感電・漏電の恐れがあるので、家中のコンセントも抜くのが安全です





電池を買いに行っても品切れで買えなかった人もいると思います
最近の防災用具は、電池が無くても使えるような商品がいろいろと出ています
振るだけで付くライト、手巻き式ラジオ、ソーラー蓄電できるものなど、今からでも 少しずつ揃えておくと良いですよ